東南アジアからの外国人観光客に期待ありそう

月間の訪日外国人旅行者の総数以外に、どこの国から訪れたのか国別外国人客数も公開されました。
↓こんな感じです。

国別外国人観光客数
(日本政府観光局JNTO 出典)

中国を除くすべてで前年同月比を上回っていますね。特にタイは84.7%の伸び率と2倍に届きそうな勢いです。香港、台湾、ベトナムも高い伸び率で推移しています。10%台後半に増加しているヨーロッパや北米地域からの観光客はまずまずといったところでしょうか。対ドルより対ユーロのほうが円安が進んでいたと思ったのですが、ヨーロッパは信用不安の影響もあるのかもしれません。

日本は冬シーズン。雪や温泉を求める東南アジアからの外国人観光客に期待。

日本はこれから冬の観光シーズンを迎えます。日本の冬といえば「雪」「温泉」。これら観光資源を最も魅力的にPRできるのは、温暖な地域に住む東南アジア旅行者でしょう。あと季節が逆転するオーストラリアなどオセアニア地域も。

調査表を見ると、東南アジアの中でインドネシアの伸び率が低いですね。(たったの8100人)所得格差はありますがシンガポール(11200人)やマレーシア(9900人)より少ない人数です。インドネシアの人口約2億4千万人ですから、人口比で考えてもさらなる観光客の増加を期待できそうです。