低価格なフードプリンタが登場。個人経営のケーキ屋さんなど需要がありそう。

フードプリンタ

※出典:So-kenウェブサイト
http://www.trickprint.com/product/ed_tp101e.html

 

株式会社SO-KENがいろんな食品に文字入れやデザインをプリントできる低価格帯のフードプリンタを発売。

価格は全部一式セットこみこみで13万5千円なのだそう。

主要セット内容

  • フードプリンタTP-101E
  • 食べられるインク
  • 除菌用スプレー(プリンタなど除菌)
  • その他、専用台、型シート、高さ調整用シートなど

フードプリンタの大きさ、スピードなど

デモンストレーションの動画を見る限り、一般インクジェットプリンタレベルのスピードなので大量の食品を高速で印刷する用途には向いてません。例えばオリジナルなオーダーメイド印刷、小規模なノベルティーに適したプリンタでしょう。また業務用とは違い小型サイズのため狭いスペースでも十分収納できそうです。

印刷できる食品

写真で紹介していたのは「マカロン」「クッキー」「最中」「チョコレート」「マシュマロ」「せんべい」「ガム」など。印刷物(食品)できる厚さは1mm-15mmまで対応となっていました。大きめのマシュマロなんか15mmを超える食べ物は印刷できないかと。

家庭用としては売れるか

13万5千円・・・。子供さんのいる家庭なんかではニーズ(誕生日とか)がありそうですが、さすがに値段がちょっと高いか・・・。でも一定数量(富裕層?)は出そうな感じです。あるいは知育も兼ねて幼稚園、保育園など子供の多く集まる場所での需要とか。

個人経営の洋菓子店がメインターゲット

一番の顧客ターゲットは個人経営、小規模な洋菓子店なのでしょう。1つは街のケーキ屋さんのような、誕生日プレゼント用のケーキの上に乗せるチョコレート、結婚式へのプレゼント(又はお土産用)クッキーなどお祝いごと需要。もう1つは比較的高級店にみられる、ブランド力アップのための自社ロゴ印字、差別化をはかるデザイン印刷など。課題はランニングコストとそれに見合った売上がペイしてくれるかですかね。