レンタルサーバの転送量。月間100万pvでも余裕なのは…

さくらレンタルサーバーの転送量とPV(アクセス数)で、なんとなくページビューと転送量の関係がつかめたので、月間100万ページビューのブログでも処理できるレンタルサーバ会社を探ってみました。

基本情報

前回の転送量とアクセス数から6000pvで約1GB消費することがわかりました。このデータから100万pvに必要とされる転送量を大雑把に計算すると、

  • 月間100万pvに必要な転送量は約167GB
  • 1日あたり5GB〜6GB。

となります。ただし、これだとギリギリなので余裕を持たせて1日10GB見積もった方が良いでしょう。

※今回仮定したのはWordpressで動的にページを表示するブログです。平均的な文字数(1000文字)、写真(2〜3枚)、キャッシュプラグイン不使用、こんな感じになります。

※Movable Typeやホームページ作成ソフトで作った静的Htmlがメインのホームページなら、もっと少ない転送量でも制限値オーバーしないと思われます。

レンタルサーバ候補

(転送量制限なしを除く)有名どころの業者をリストアップしてみました。

ロリポップ

チカッパプラン10GB/日。ビジネスプラン無制限/日。このあたり上位サービスだと大丈夫でしょう。ロリポプランは5GB/日なのでアクセス制限かけられそう。

さくらのレンタルサーバー

  • スタンダード:1日80GB
  • プレミアム:1日120GB
  • ビジネス:1日160GB
  • ビジネスプロ:1日200GB

転送量においては余裕ありすぎです。

エックスサーバー(Xserver)

各プランの目安はX10プラン:1日70GB、X20プラン:1日90GB、X30プラン:1日100GB。この数値をオーバーすると速度規制するかもとのこと。

WPXレンタルサーバー

50GB/日。ワードプレス専用を謳っているので、Wordpressで安定×アクセス数を求めるならここが信用性高いでしょう。

Sixcore

エックスサーバーの上位版です。各プランの目安はS1は70GB/日、S2は90GB/日、S3は110GB/日、はS4は120GB/日。シックスコアはPVだけでなく、ページの表示スピードやサーバーの安定を求めるユーザーにはおすすめ。

KAGOYA

共用サーバー、S10:120GB/日、S20:160GB/日、S30:200GB/日。旧サービスの共用サーバー3Gに比べて倍以上の転送量UPしてます。

Heteml(ヘテムル)

目安として1日60GB。サーバー負荷の場合は制限されるとのこと。

まとめ

アクセス急増に対してCPUやメモリの負荷による制限を掛けられるリスクもあるので一概に言えませんが、最近の共用サーバーはどこも転送量を大幅増強しているようです。(それだけサービス競争激しいってことかな)

これなら100万pvでも転送量に限って心配する必要はなさそう。そうなったら次にユーザーが求めるのはページ表示スピードの速さとアクセス急増でも安定しているサーバーですかね。