指標トレードの動き。ポンド/ドル編

プロップトレーダー及び機関投資家(コンピュータアルゴリズム含む)の指標トレード研究。

イギリスポンドとアメリカドル編です。

以下は英国失業率の経済指標発表とその前後の時間帯チャートを切り抜きました。

GBP/USD 15分足チャート

GBPUSD

青い○印は指標発表の約1時間ほど前、赤い○印が失業率発表直後のレートの動きです。

発表1時間前

なぜか急激に上昇(買いが入る)。それまでレンジ相場の小動きだったにもかかわらず突然の買いです。

ニュースでは「思わくで買い」・・・と解説されてましたけど真実は?

普通、発表直前まで方向性が出ないはず、特に重要な指標の場合は。

予想と結果

・失業率 予想2.3%。結果2.3%

これは予想と同じ。

・失業保険申請件数 予想 -2200人 結果 +4600人

失業保険は予想より悪い結果となりました。

為替チャートはどう反応したかというと、(上の画像の赤○印)

一旦、大きく売り込まれてから反発。

そのまま買いが途切れることなく上昇トレンドへ・・・、

終わってみれば押し目買い的な流れになりました。

今回の指標トレード

指標が発表される前から買い進められる展開、結果が悪材料にもかかわらずトレンドが変わりませんでした。

プロの世界では最初から「ポンド↑シナリオ」で決まってたのでしょうか。