FOMC（政策金利発表後）の為替、株価、商品先物（金・原油）

世界で最も注目されていたアメリカの経済指標、FOMCの政策金利が発表されました。

と予想通りの利上げ。

ドル円、ユーロドルなど主要通貨の為替（FX）の動き、米国と日本の株価先物、商品先物（金、原油）はどう動いたかチャートで確認してみると。

EURUSD

ユーロvs米ドルチャートです。ロウソク足チャートが上下に大きくぶれているポイントがFOMC発表時刻。

その後落ち着きを取り戻して、トレンドが下落しているのがわかります。つまり米ドル高&ユーロ安方向。

アメリカドルvs日本円チャートです。ユーロドルチャートど同調する形でドルが買われ、円が売られる展開。

今のところドル高円安トレンドとなっています。

ダウ先物です。発表前の数時間は原油相場と連動するかたちで下げていたのですが、発表後に急上昇しています。全体的に米国株は買われたということで。

S&P500の株価指数です。NYダウとほぼ同じ動き。一瞬大きく売られるもその後上昇しています。

ハイテク銘柄のナスダックです。一旦、フェイクで売られた後に上昇に転じています。こちらもダウ、S&Pと似ている。

金（GOLD）先物です。(様子見)狭いレンジから、FOMC指標数時間前に急激に買われているのがわかります。

FOMC発表後は売り込まれ元の水準まで戻しています。結局｢買って（急上昇）→売って（急降下）｣の短期的な投機で終わってしまった感あり。

原油先物のチャートです。FOMC発表前から大幅に下落。上記チャートで説明したとおり、世界の株価も引っ張られて値下がりしていました。金利発表後も原油相場だけその流れは変わらず35ドルを割り込みそう・・・。