逆指値注文とは。使い方と意味

逆指値注文とは

逆指値注文の意味

逆指値とは指値の反対で今現在の為替レートより不利な位置を指定(予約)して売買注文を出します。読み方は「ぎゃくさしね」。略して「ぎゃくさし」と呼ぶことも。
また指値との混乱を避けるためか、逆指値のことをストップ注文で表記している会社もあります。

逆指値の使い方

一般的な逆指値注文の使い方。

ストップ注文として使う

これ以上の損失を膨らませない損切り注文として利用する方法。一般的に逆指値はこの使い方をするトレーダーが大半だと思われます。下の画像では新規エントリーで買いポジションを持った後、ストップ注文(売り決済)を逆指値で入れます。サポートラインの下あたり。これ以上、下がったら負けを認めて損切りするポイントです。
逆指値でストップ注文

レンジブレイクで待ち伏せ乗り

サポートライン、レジスタンスラインのブレイクを待ち伏せする注文方法です。ブレイクするであろう節目ラインの数pips離した場所に逆指値の新規ポジションを予約しておきます。何度も抵抗線を反発するレンジ相場に効果的ですね。
レンジブレイクを狙った逆指値

画像で例えると、レジスタンスラインの少し上にあらかじめ逆指値の買い注文を指定。上に抜けた瞬間に約定します。通常、ブレイクは抵抗線を突き破って大きく上昇していくので、そのポイントを狙ったトレード手法です。