オージービーフの美味しさ&TPPで和牛は厳しいかもしれない件

先日、とあるスーパーマーケットで買ったオーストラリア産牛肉。通称オージービーフ。

この牛肉の品質の高さと同時に、もしTPP発効したら日本産の和牛ピンチだろっ!と直感的に思った件。

オージービーフ

お肉の情報

  • 産地:豪州産牛肉
  • 部位:肩ロース極うすぎり
  • 用途:しゃぶしゃぶ用
  • 価格:366円(100gあたり199円)

霜降りのオーストラリア産牛肉

肉の見た目は鮮やかなピンク色で霜降り入っていて美味しそうでした。(変な加工、添加物使っているかは不明)

で、焼いて食べた感想。

  • 臭み:なし
  • 肉質:やわらかい
  • 味:脂がのっていておいしい

ここまでオージービーフの品質が高いとは。これ「国産黒毛和牛です」と言って食べてもわからないくらいレベルが高いお肉でした。

外国産の牛肉って赤身で臭みがあって硬い印象しかなかったのですけど。(最近は赤身肉流行してますね)

自分の中の海外産牛肉ランクというと、

和牛>オージービーフ>アメリカ産牛肉

だったものが、今は

和牛=オージービーフ>アメリカ産牛肉

とランキング変更したかもしれません。

TPPで日本の和牛は・・・

今回食べたレベルのお肉が豪州から安く輸入されたら、日本の畜産農家ほんとに厳しそう・・・というのが正直な感想。

中小規模の畜産・酪農業者や中途半端なブランド和牛では生き残れない予感がします。

ほんと勝ち組は一部の世界的なブランド牛。例えば「神戸牛・但馬牛」みたいな、このお肉たべるために海外から日本にわざわざ来ました的なね・・・、海外の一流レストランから引く手あまたな霜降り肉とか。

うん、今ならまだ間に合うかもしれません。畜産農家のみなさんは守りに入らず攻めの経営で行きましょうってことで。

目指すは海外でも売れる高級和牛ですかね。(特別な日に食べるor贈答用)