[為替予想]どこまで円安ドル高が続くか11月編

ドル円チャートのテクニカル分析から、今月どこまでドル高(円安)が続くのか円相場を予想してみました。

報道によるとイエレン議長の「12月に利上げを考慮~」と含みを持たせた発言をしたそうで、米ドル買いに勢いが増しています。

まず各時間足の移動平均線の位置関係から、

※赤ライン=移動平均線20MA(短期)

※ピンクライン=移動平均線200MA(中期)

※イエローライン=移動平均線500MA(長期)

※参考:通貨ペアとロウソク足チャートの見方

USD/JPY 日足チャート

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日足デイリーチャートです。短・中・長すべての移動平均線を突破。

しばらくレンジもみ合い相場が続いてましたが、200MA(ピンク)を完全に抜けたようで、

本格的なドル高局面と見て良いかと。

USD/JPY 週足チャート

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続いて週足チャート。こちらは短期レッドラインが抵抗線となり、上昇(ドル高)の行き手を阻んでいる感じ。

仮にこの移動平均線を突破するならば、ドル高円安トレンド止まらなくなると予想。

USD/JPY 月足チャート

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ドル円マンスリーチャートです。こちらは短期・中期・長期とも綺麗にラインが並んでます。(200MAだけ落としてる)

日足、週足、月足チャート。どの時間足の移動平均線を見ても基本的にドル買い円売りの流れは継続しているようですね。

Pivot マンスリー

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次にマンスリーのピボットポイントです。今月(現時点)でピボットポイント120円付近より上、レジスタンスR1の1ドル122円40銭を試す勢いです。

どこまでドル高円安が進むかの予想

とりあえず今月はドル高の流れを阻む抵抗線(レジスタンス)として注目なのは、

  • ピボットのR1=122円40銭付近
  • 週足20MA=121円80線付近
  • ピボットのR2=123円50線付近

でしょう。もしこれらの抵抗線を破ると以前試した125円〜にまで到達するかもしれません。

一方で下落(ドル安円高)はどこが目安となるかというと、

  • 日足チャートの200MA=121円付近
  • 日足チャートの20MA=120円前半
  • ピボットポイント=120円付近
  • ピボットのS1=118円60銭付近

このサポートライン付近までの下落が現実的ではないのかなと。