トレール注文とは、トレーリングストップの使い方

トレール注文とは

トレール注文は価格の上昇(下落)と一緒にストップ(損切りまたは利益確定)位置を移動してくれる便利な注文機能です。普通、ストップ注文(逆指値)を設定したら絶対にそのレート位置から動きません。しかしトレール注文は価格が切りあがったら上昇した分だけストップ位置も切り上げてくれます。(一度切り上がったら、その価格から切り下がりません)

逆に為替レートが下がった場合はストップ位置は移動しませんので、そのレートに到達したら決済(約定)となります。
トレール注文

このトレール注文、最初は損切り用に設定してますけど新規注文を出したレート(ポジションを持った)を超えた地点で利益確定の決済注文に役割を変化させることが可能です。

トレーリングストップの使い方

新規売買が成立したあとにトレール注文を出します。発注ツールにトレール幅の設定項目があると思うので、レートより何pips距離を置くか自分で調整してください。あとは放置状態。

デメリットも

トレール注文は便利な機能ですが、反面デメリットもあり。難点はトレール幅をどのくらいに調整&設定するべきかでしょう。トレール幅は機械的に切り上げて行くのため、チキンハートになり狭くしすぎると簡単にトレンドのリトレースに引っ掛かってしまいます。