株主優待で寄付(社会貢献)を選択する無欲な投資家もいる。




オムロンが株主優待制度で集めた寄付金を京都大学iPS細胞研究所へ贈ったそうです。

これは株主が株主優待を使って寄付をする仕組みで、

  • 100株以上:2000円相当
  • 300株以上:6000円相当

の「オムロン製ヘルスケア商品」又は「京都大学iPS細胞研究所へ寄付」のどちらかを選択できるとのこと。

およそ1ヵ月で集まった金額および申し込み人数は、

  • 1784件
  • 5,666,000円

でした。

つまり1784人の投資家がヘルスケア商品を選ばず、一人約3200円寄付したことになります。(全株主の何パーセントかは不明)

京都大学iPS細胞研究所(山中伸弥教授)から株主ひとりひとりへ感謝状など贈れば、もっと寄付人数が集まるような気もします。

強欲な株主だけではない、社会貢献を選ぶ投資家もいる

「株主優待」というと食料品、割引きサービス、クオカード〇円分など少しでもお得な銘柄目指して個人投資家が殺到する情報ネタで溢れていますけども。。

自己の欲よりも寄付を通じて社会へ貢献する株主もいるものだなと感心いたしました。