初心者のためのFX基本、ファンダメンタル分析とはの続きです。

それぞれの国の通貨と経済指標

その国の経済指標は基本的にその国の通貨に最も影響を与えます。
例えば、
日本の経済に関する指標は、円相場に強く影響します。
イギリスの指標は、英ポンドを動かします。

また相関関係にある通貨にも波及することがあります。
具体的に、オーストラリアドルとニュージーランドドルは強い相関関係があります。
仮にオーストラリアで重要な指標が発表されると、豪ドルだけでなくNZドルにも影響を及ぼす可能性があります。

それともう１つ、FXでは通貨ペアで取引されます。ペアということは双方の国の経済指標が影響し合うと言う事です。
ドル円の場合。日本だけでなくアメリカの指標に目を配る必要があります。

アメリカの経済指標が最も重要

世界中で日々さまざまな経済ニュースが発信されますが、その中で最も重要な国はアメリカです。
世界は基軸通貨USドル中心に動いているため、アメリカの経済指標によりドル絡み通貨（ドルストレート）はもちろん為替市場全体を動かしたりします。

為替マーケットに与える重要な国ランキングを並べると（私見入ってます）

1. アメリカ合衆国（ダントツNO.1）
2. ヨーロッパ地域、特にドイツ（ユーロ）
3. イギリス(ポンド)
4. 日本(ジャパニーズエン)
5. オーストラリア

こんな感じでしょう。

そして近年は中国人民元も強くなってきている気がします。

日本はアベノミクスで注目されていますが、為替に刺激を与える国ランキングでいうと注目度は低めです。